ご挨拶

日本歯科専門医機構 業務執行理事
宮脇 卓也

 この度、本機構の執行理事を拝命いたしました宮脇卓也と申します。よろしくお願いいたします。
 現在、一般社団法人 日本歯科麻酔学会の理事長を務めており、現職は岡山大学 学術研究院医歯薬学域 歯科麻酔・特別支援歯学分野の教授です。昨年2023年10月から日本歯科麻酔学会の理事長を拝命しておりますが、2017年10月からの2年間においても同理事長を務めており、当時も本機構の理事でしたので、この度は二度目の登板になります。前の理事長時代の2018年2月に本機構が一般社団法人として設立されたわけですが、本機構の定款の最後に記載されているとおり、日本歯科麻酔学会は公益社団法人 日本歯科医師会および一般社団法人 日本歯科医学会連合とともに設立時の最初の3団体の社員のうちの一つとして加わり、設立に大きく貢献しました。
 設立後、私は本機構の最初の理事の一人として本機構の基本構造などの組み上げに協力させていただきましたが、発足から6年が経ち、住友前理事長および今井現理事長のもとで着実に発展していることに、住友先生ならびに今井先生を始め、これまでの役員および事務担当者の皆様のご尽力に敬意を表したいと存じます。本機構は当時広告が認められていた5団体の専門医(口腔外科専門医、歯周病専門医、歯科麻酔専門医、小児歯科専門医、歯科放射線専門医)に補綴歯科専門医、矯正歯科専門医、歯科保存専門医を加え、今後、さらに新たな専門医の追加も予定されており、盤石な体制になってきております。本機構は、専門医の立場からだけなく、患者や国民目線を重視した組織ですが、急速な時代の変化に遅れることなく、歯科界を取り巻く環境に対応した制度を備え、歯科界を先導するような組織になっていくことが期待されていると思っております。
 今後とも関係各位のご指導、ご支援、ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。