執行部からのご挨拶

就任のご挨拶と抱負

一般社団法人日本歯科専門医機構
理事 丸川 珠代

この度の理事拝命にあたり、まずもって日頃より歯科医療の専門性の発展を通じ、国民の口腔と全身の健康増進に多大なる御貢献をいただいている皆様に心から感謝と敬意を表します。

我が国は、世界のどの国も経験したことのない人口構造の超高齢化に直面しており、高齢化の進展に伴い、基礎疾患を有する方や歯科診療所に来院できない方がますます増加すると考えられます。また一方では、全身の健康と口腔の健康の深い関わりを示す様々なエビデンスが積み重ねられてきており、長寿社会の医療の未来を拓く切り札として、歯科医療への期待が高まっています。

こうした中、歯科医療の専門性については、平成29年12月に厚生労働省から提言された「歯科保健医療ビジョン」においても、議論を深めていくことが必要であるとされています。歯科医療技術の進歩や症例の多様化等により、歯科医療の専門性が求められていますが、専門性の内容や水準が分かりづらいなどの課題もあることから、歯科医療の専門性について検討していくことが重要であり、今後、日本歯科専門医機構の果たす役割は大きいものと考えます。

また、令和2年7月17日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2020」においても、歯科保健医療提供体制の構築と強化に取り組むこと等が盛り込まれています。 

私自身、歯科保健医療の充実のみならず、歯科医療専門医制度のさらなる発展を目指し、より多くの国民からの制度への理解を得るべく、普及啓発にも力を入れて取り組んで参ります。今後とも御指導、御支援をいただきますようお願い申し上げます。